名古屋市西区の「鉄板あぶらーめん 長岡流」は、鉄板の上に麺が乗った進化系ラーメンで、人気を呼んでいます。

■悪魔的中毒性…鉄板ラーメン「鉄板あぶらーめん」

「鉄板あぶらーめん 長岡流」は、名古屋市西区の地下鉄浄心駅の近くにあるラーメン店です。

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話題の「鉄板あぶらーめん」というメニューには、「悪魔的中毒性」と書かれています。

男性客:
週2ぐらいですけど、一時は週に8回来たこともあります。「二郎系」の中でも完全に新ジャンルで新しいラーメン。

「鉄板あぶらーめん」(1250円)は、鉄板の上にラーメンが乗っています。

作り方は、硬めにゆでた極太の麺をニンニクと一緒に炒めます。そこに豚骨スープと数種類の醤油をブレンドした特製の豚骨醤油を加え、麺に味を絡ませる、いわゆる二郎系に近いスタイルですが、器が丼ではなく鉄板です。

もやしを敷いた上に、炒めた麺を置き、その上に炒めたもやし、自家製チャーシュー、ネギ、天かす、背油をたっぷり。さらに刻みニンニクをのせて、仕上げに醤油をかけたら完成です。

女性客:
パンチ強いです。元気になる感じ。鉄板で、混ぜ麺だから食べやすい。

男性客:
ニンニクきいてるのがやっぱりいいですよね。

■麺を食べたあとはおすすめの“追い飯”

「鉄板あぶらーめん」を注文すると、ライスと生卵が付いてきますが、オススメの食べ方があるといいます。

男性客:
(卵を)付けて食べるとウマいと勧められて。すき焼きみたいな感じで食べるとウマいと言われて。だいぶマイルドな感じになりますね。

そして麺を食べ終わると、ごはんと卵を鉄板の上に乗せて混ぜて食べます。

女性客:
「追い飯」みたいな感じで。おいしい。

■常連客は“追い飯”もさらに進化

超常連にもなると“追い飯”も進化させます。卵黄だけをごはんの上に乗せ、あえて多めに残したもやしの上に、100円で追加できる背油をトッピングします。

さらに無料で追加できる天かすと、マヨネーズをかけたら、オリジナルの〆ごはんの完成です。

男性客:
第2ラウンドはこれが一番ウマいっす。いろいろ自分でアレンジして、行きついた先がコレです。

■店に聞いた…なぜラーメンを鉄板に乗せたのか

自分でカスタムできるのは、〆のごはんだけではありません。

男性客:
トッピングが結構あって、自分でオリジナリティーを出せるのが、それもまた楽しみのひとつかなと。

一番人気のトッピングが「金鯱長岡流」です。

金シャチに見立てた大エビフライが乗り、うずらの卵が1周、20個入った豪華版。もやしマシや背油、細切りチャーシューも入っています。

その他にもインパクト大のトッピングがたくさんありますが、ラーメンを鉄板で出すことを思いついた理由をお店に聞きました。

鉄板あぶらーめん長岡流の加藤翔馬さん:
まずは二郎系のラーメンを作ろうと考えた時に、ちょっとひと工夫ほしいなとなって、名古屋といえば鉄板ナポリタンという商品があると思うんですけど、そこから着想を得て「鉄板」と「二郎系」を掛け合わせる「焼き二郎」みたいな感じで。

鉄板グルメが根付いた名古屋で、ラーメンを鉄板で食べるスタイルも定着するかもしれません。

(東海テレビ)

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