僕は習慣的に、わからないことや新しいことに直面したら、とりあえず調べたり本を読んだりするし、仕事が乗り気でないか捗らないときは、とりあえず場所を変えたりして、行動のきっかけを作るようにしている。
「『やる気』という言葉は、『やる気』のない人間によって創作された虚構なんですよ」―池谷裕二(脳科学者)
やる気を出す、4つの脳科学的方法
やる気は、誰でも簡単に出せる。
やる気に特に関与しているのは、脳の運動野の隣にある「側坐核(そくざかく)」なので、この側坐核さえ刺激してしまえば、やる気は出せるから。
やらないといけないとわかっているけど、やる気が出ないときに使える、やる気を出すための脳科学的方法を4つ紹介しよう。

(1)5分だけやる:
5分だけでもやってみたら、運動野経由で側坐核も刺激されてやる気が出るので、案外何時間でも行動を継続できるようになる。逆に言えば、二度寝やゲームなども、5分だけのつもりが慣性で長引きやすいので、注意する必要がある
(2)場所を変えてやる:
場所を変えると新鮮な刺激が入って、海馬経由で側坐核も刺激されてやる気が出るので、場所を自分の部屋・リビング・図書館・カフェというふうにローテーションすると、気持ちを入れ替えて行動を継続できるようになる