(3)終わったらご褒美をやる:
報酬のことを考えるとドーパミンが出て、腹側被蓋野経由で側坐核も刺激されてやる気が出るので、「勉強が終わったら漫画を読む」「仕事終わりに映画を観る」というふうに頑張った後のご褒美を決めておくと行動を継続できるようになる

(4)ポジティブな自己暗示をやる:
自己暗示すると、前頭葉経由で側坐核も刺激されてやる気が出るので、「絶対に東大に受かる!」「出世して部長になる!」というふうにハッタリでいいから信じ込むと行動を継続できるようになる

この4つの方法は、僕自身も常に実践している。たとえば、受験生のときも、毎日寝る前に『魔法先生ネギま!』という漫画を20~30分読むようにしていたからこそ、毎日12時間の勉強に耐えられたんだと思う。

自分の脳をハックして、毎日、英雄になろう。「勝利とは習慣なのだ」―ウィンズ・ロンバルディ(アメリカンフットボールのコーチ)

『誰でも“天才になる”方法』(扶桑社)

カリス(東大AI博士)
1993年、韓国生まれ。大阪大学・招へい准教授。長崎大学・特任准教授。博士(情報理工学/東京大学)。医療AI/創薬AI研究開発にすぐ使える医用画像データプラットフォームを手がけるカリスト株式会社を2022年6月27日に起業。YouTubeチャンネル『カリス 東大AI博士』にて、科学的勉強法・科学的思考法・AIなどについて配信

カリス 東大AI博士
カリス 東大AI博士

1993年、韓国生まれ。大阪大学・招へい准教授。長崎大学・特任准教授。博士(情報理工学/東京大学)。16歳で東京大学に合格。学生時代に能力を評価されて日本の永住権を取得。英・ケンブリッジ大学/独・ミュンヘン工科大学/伊・ミラノビコッカ大学で訪問研究。「みんな健康かつ笑顔で暮らせる社会」を実現すべく、医療AI/創薬AI研究開発にすぐ使える医用画像データプラットフォームを手がけるカリスト株式会社を2022年6月27日に起業。YouTubeチャンネル『カリス 東大AI博士』にて、科学的勉強法・科学的思考法・AIなどについて配信中