9月19日、“大粒のひょう”が東京・八王子市に降った。
ピンポン球ほどの“ひょう”が、走行中の車を襲い、フロントガラスを破壊する様子がとらえられた。
「車ボコボコ」トレンド入り
“ひょう”がたたきつける中、車の中で身動きが取れないでいると、ひょうが直撃。
この記事の画像(31枚)サイドミラーが破損した。
SNSでは、“車ボコボコ”がトレンド入りするなど投稿が相次いだ。
一夜明け、ひょうの爪痕は、街のいたるところに残されていた。
リポーター:
走行中の車も、ボンネットや屋根にひょうのものとみられるへこみがあります。
街を走る多くの車が、ボコボコにへこんでいた。
また車の販売店では、屋外に置いてある車が被害に遭っていた。
そして住宅街にある駐車場の屋根は穴だらけで、止めてあった車は傷だらけとなっていた。
車が被害に遭った男性:
ゴルフボールより明らかに大きかった。音がすごかった。怖かった。
こちらの男性は、大切な父親の形見の車が十数カ所もへこんでしまったという。
車が被害に遭った男性:
今まで(ひょうが)何度も降ったことはあるが、車がへこんだのは初めて。「一寸先は闇」じゃないですけど…。
地元の修理工場では依頼が殺到し、“1年待ち”となるところもあった。
被害額は500万円以上…
一夜明け、街中にあふれるボコボコの車。
車の販売と修理を行う会社では、客から預かっていた車など、20台以上がフロントガラスが割れるなどの被害に遭い、被害額は500万円以上にのぼるという。
有限会社平野オートボディー・平野智巳代表取締役:
今、あわててお客さんにみんなで手分けして電話している。今回は史上最大。私が知るかぎりでこんな(ひょうに)やられたのは初めて。
市内にある修理工場では、19日から60件ほどの修理の依頼が殺到。
長い場合、“1年待ち”になる可能性もあるということだ。
(「イット!」9月20日放送より)