長崎の新たな癒しスポットとして注目を集めているのが、アミュプラザ長崎に2024年8月28日にオープンした「和カフェ Tsumugi」だ。九州初出店となるこの和カフェは、和のエッセンスを取り入れた空間で、独創的な和風メニューを提供する。抹茶を練り込んだ生パスタや天然水の削り氷など、目新しいメニューが話題を呼んでいる。

和の魅力を現代に融合した和カフェが九州初上陸

「和カフェ Tsumugi」は、株式会社プロントコーポレーションが展開する新しいスタイルの和カフェだ。アミュプラザ長崎本館5階に位置し、92席の広々とした空間を有している。テーブル席66席、小上がり16席、カウンター10席と、様々なニーズに対応できる座席構成となっている。

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JR長崎駅に隣接する立地を活かし、買い物の合間の休憩や、仕事帰りの癒しの時間など、多様な利用シーンが想定される。

抹茶パスタに天然水かき氷、和の創造性が光るメニュー

Tsumugiの魅力は、何と言ってもそのユニークなメニューにある。注目は「京抹茶の生パスタ」だ。

京都府産の碾茶(てんちゃ、抹茶の原料)を練り込んだパスタに、玉露の茶葉入りの鯛出汁をかけて食べる。

また、「天然水の削り氷」も見逃せない。

中央アルプスと南アルプスに囲まれた花こう岩地帯の天然水で作られた高純度な氷を極薄に削り、ふわふわの食感に仕上げている。「濃い苺みるく」や「袋布向春園お抹茶&北海道あずき」など、和のテイストを活かしたフレーバーが用意されている。

さらに、創業160年以上の歴史を持つ大阪の老舗茶屋「袋布向春園本店」の日本茶も提供。本格的な日本茶から、日本茶をベースにしたハーブティーまで、幅広い選択肢が用意されている。

藍色が織りなす和の空間、長崎の新たな憩いの場に

店内は和のモチーフや藍色を基調とした落ち着いた雰囲気。

ゆったりとした空間で、和の要素を取り入れた料理やスイーツを楽しむことができる。プロントコーポレーション九州営業部の山口竜一部長は「あらゆる世代の皆さんにぜひ一度お越しいただきたい」と期待を寄せる。

新幹線開通で活気づく長崎に、新たな魅力を加える「和カフェ Tsumugi」。和の伝統と現代的なカフェ文化を融合させたこの空間は、地元の人々はもちろん、観光客にとっても新たな憩いの場となりそうだ。2024年8月28日のオープンを皮切りに、長崎の飲食シーンに新たな風を吹き込むことが期待される。

(テレビ長崎)

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