8月12日も熊本県内は強烈な日差しが降り注ぎ、最高気温が35度を超える猛暑日となったところが多くなった。甲佐町では、12日に猛暑日の連続記録を『25』に伸ばし、国内の最長記録を更新した。
国内猛暑日最長記録を『25』に更新
8月12日の熊本県内は18の観測地点のうち、熊本市など12地点で最高気温が35度を超える猛暑日となった。
この記事の画像(5枚)このうち甲佐町では37.1度を観測し、7月19日から、なんと25日連続で猛暑日になり、甲佐町を訪れた親子連れは「めっちゃ暑い」と口をそろえた。
8月12日は甲佐町のほか、福岡県太宰府市と兵庫県淡路市郡家でもこれまでの国内猛暑日最長記録を1日更新し、『25』へと伸ばした。
水の音で涼と風情を楽しみながら
川に竹で組んだ仕掛けでアユなどの魚を捕まえる、いわゆる『やな漁』の風情を楽しめる甲佐町の『やな場』では、涼を求めて多くの人でにぎわっていた。
やな場では子どもたちが水遊びしたり、涼しげな水の音を聞きながら、名物のアユ料理を堪能。甲佐ならではの夏を楽しんでいた。
訪れた食事客は「暑いけど、川床だから自然の涼しさがあって気持ちがいい」と話す。猛烈な暑さは13日以降も続く見込みで、熱中症への厳重な警戒が必要だ。
(テレビ熊本)