山形市の桜の名所の一つとして知られる、馬見ヶ崎川沿いの桜並木は、約380本のソメイヨシノが並び、「馬見ヶ崎さくらライン」と呼ばれている。2.3km続く桜並木は、まるでピンクのトンネルのようだ。
たくさんの花見客がサクラを満喫
馬見ヶ崎川沿いのサクラは4月11日時点で、全体としては5分咲きで、まもなく満開を迎える見込みだ。心地良い風が吹く中、平日の昼間にもかかわらず、たくさんの花見客が訪れていた。
この記事の画像(6枚)毎年1度は馬見ヶ崎川沿いを一回りするという女性は、「川沿いはやっぱりきれい、空気がいいんでしょうね」と話し、サクラに合わせて、さくら色のファッションに身を包んで花見を楽しんでいた。
入園式終わりに子どもと一緒にお花見に来るなど、市外からもたくさんの人がサクラを堪能しに訪れていた。
東根市から来たという親子は「(子どもが)5月生まれなので、生まれて初めてのサクラ。キャハキャハと興奮気味で、来てよかった」と楽しそうに話していた。
毎年、研究室のメンバーと花見をしているという大学生は「みんなとサクラを撮る」とカメラを持参。
大学生:
ぼんぼりを入れて、背景にサクラという感じで撮ってみた。これがけっこうお気に入り
ライトアップされた夜桜も体験
2kmにおよぶ長い桜並木だけに、車窓からの眺めも見事である。近くに無料駐車場もあり、気軽に花見が楽しめるのも人気の理由だ。
そして夜になると、桜並木は昼間とはまた違った表情を見せてくれる。10日から始まったライトアップでは、830メートル・83本の美しい夜桜が浮かび上がる。
ライトアップは午後6時半~午後9時まで。馬見ヶ崎川沿いの桜並木は、4月17日ごろまで楽しめそうだ。
(さくらんぼテレビ)