山形県内では週末、桜の見ごろを迎える。山形市のサクラの名所・霞城公園では約1500本の桜が花見客を出迎えている。

飲酒スペースの制限を解除

ソメイヨシノをはじめ、約1500本のサクラが植えられている霞城公園。
4月10日の時点では5分咲きだったが、園内を一周してみると、日当たりが良い場所ではきれいな花が咲き誇り、晴天のもと多くの人が花見を楽しんでいた。

約1500本のサクラが植えられている山形市の名所・霞城公園
約1500本のサクラが植えられている山形市の名所・霞城公園
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ソメイヨシノのほか、エドヒガンザクラもきれいに咲き、園内の飲酒スペースの制限も解除されている。

サクラを背景に親子で写真撮影
サクラを背景に親子で写真撮影

「初めて子どもが生まれて、花見をしたくて来た」という上山市から訪れた家族は、「きれいに咲いている。喜んでるかな、どうかな?まぶしいかな?」と笑顔で子どもに話しかけていた。

新型コロナの影響もあり、「久しぶりにみんなで来た」と話す来園者。「出店も出ていてにぎわっていて楽しい」「サクラはやっぱり癒やされる。『春だなー』という感じがする」「すごく色がきれい。お堀沿いをぐるっとまわれるというのがいい」と花見を楽しんだ。

さらに、「抜けるような青空に、山も月山がばっちり見えるし最高」「和やかになるというか、自然の色合いとか、今の季節でないと味わえない風景」と、サクラと景色を一緒に楽しむ声も聞かれた。

18日ごろまでサクラをライトアップ

夜になると、サクラはライトアップされ、幻想的な雰囲気に。お堀沿いと公園内の200本が光に照らされ、日中とは違った楽しみ方ができる。

ライトアップされたサクラ
ライトアップされたサクラ

霞城公園のサクラは12日~14日が一番の見ごろで、13日(土)と14日(日)には「霞城観桜会」のイベントとして、「風流花見流し」や「やまがた舞子の園遊」などが行われる。

山形市によると、10日・11日の晴天で開花が一気に進み、11日時点で全体としては8分咲きとなっている。ライトアップされるお堀の周辺は5分咲きだという。霞城公園のサクラは、4月18日ごろまで楽しめ、ライトアップもその間行われる。

(さくらんぼテレビ)

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さくらんぼテレビ
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