違法なスポーツ賭博を行った疑いで解雇された、大谷翔平選手の元通訳・水原一平氏に新たな疑惑が浮上しました。

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エンゼルスがメディア向けに毎年配布している、メディアガイドの「2023年版」。監督をはじめとする、チームスタッフや各選手のプロフィールなどが記載されています。

2023年まで在籍していた大谷選手はもちろん、水原氏のプロフィールも。

「カリフォルニア州ダイアモンド・バーで育ち、ダイアモンド・バー高校に通い、カリフォルニア大学リバーサイド校を2007年に卒業しました」

現役でアメリカの名門大学を卒業したと記されていますが、この内容にある疑惑が生じた。

FNNがカリフォルニア大学リバーサイド校に連絡をしたところ、「イッペイ・ミズハラという名前の学生が在籍していたという記録はない」との回答が返ってきたのです。

別の経歴詐称疑惑も…

突如、水原氏に浮上した、“学歴詐称疑惑”

さらに経歴を巡っては、一部報道や母校・ダイヤモンド・バー高校のホームページに、水原氏が当時レッドソックスに所属していた岡島秀樹氏の通訳を務めていたと紹介がありましたが、球団側は「通訳の水原氏は球団で働いたことはない」と発表しました。

メジャーリーガーの通訳を務めるには、輝かしい経歴が必要だったのでしょうか?メジャーリーグアナリストの古内義明氏に話を聞いてみると…。

――通訳になるには学歴が必要なのですか?
古内義明氏:

いや、関係ないですよね。基本的に特にメジャーリーグは能力主義ですね。もっというと、マイノリティーに対しても門戸を開いていますので、こういったことで自分が面接を通過して採用されるかどうかというのは、聞いたことがないです。

全米スポーツチャンネルESPNが行ったインタビューに対して、借金が膨れ上がっていく中で、なかなか大谷選手に相談することができなかったと語っていた水原氏。

水原一平氏:
大谷の信頼を失うことを恐れ、また誰かが家に来るかもと、自分自身の身の安全も心配でした。

その口から、真実が語られる日は来るのでしょうか。
(めざまし8 3月25日放送)