メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手が27日(日本時間28日)、ホワイトソックスとのオープン戦に「2番・DH」で先発出場した。

第1打席は見逃し三振、第2打席はセカンドゴロに終わったが、第3打席では高々と打ち上げたボールがレフトスタンドに飛び込み、移籍後「初本塁打」となった。

新天地でのオープン戦第1号に場内は大興奮だったが、日本のSNSも一気に盛り上がった。

「沈んだ心が大谷選手のホームランで幸せになった」「朝から元気を頂きました」「相変わらずエグいホームラン」「どんだけカッコいいのデコピンされたい」など、早朝から喜びの声が溢れた。

一方で、「普通ならレフトフライ。ってかなんなら内野フライくらいにしか見えない」「どう見てもレフトフライ」「どう考えてもレフトフライにしか見えない」「レフトフライがフェンスオーバー」「だのレフトフライがホームランは 色々とおかしい」など、規格外のパワーで高々と打ち上げられた打球を「レフトフライと思った」との書き込みが続出。

ホームランを打ったにも関わらず、「レフトフライ」がSNSのトレンドランキング入りする異例の事態となった。

大谷選手はこの日、3打数1安打2打点でデビュー戦を終えた。

直後のテレビインタビューで緊張したか聞かれると、「緊張はなかったですね。スプリングトレーニングなので。まだそういう段階ではないかなと思います。自分の調整がまず一番大事かなと思います」と落ち着いた様子で答えた。

また手術後久しぶりの打席だったため、リハビリの状況などを聞かれると、「打席を重ねるごとに反応もよくなったので、徐々に徐々に良くなってきたと思います」と答えた。

またホームランについては、オープン戦の会場が、高地にあり乾燥していて打球がよく飛ぶ事で知られるアリゾナだったことを引き合いに出して、「高いと思ったので。アリゾナでどうかなというところかなと」と話していた。

プライムオンライン編集部
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