毎年恒例になっている明治安田生命の「理想の上司」アンケート。2024年は、メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手が初選出で2位にランクインした。
この結果について、ネット上では「大谷翔平が上司だったら何時間でも残業します♪」という書き込みもあるが、“出来過ぎる上司”に戦々恐々とする書き込みが殺到している。
肯定的な意見としては、
「『優しそう』『礼儀正しい』『ストイック・自己管理能力が高い』『実力がある』『イケメン』こういったところかな。セクハラ、パワハラ三昧で、だらしない体型、朝から疲れ切ったおじさんたちは、立つ瀬が無いな」というものがあった。
一方で、
「大谷選手が上司にいたら、ストイックすぎて息が詰まって大変そうだ。ついていけない部下が多すぎ、離職率も上がり会社は回らなくなるだろう」
「大谷選手が上司であれば、あの高い目標に向けて舵取りをしていく、そこのきつさについていけるか」
「優しそうと言われるが、かなりシビアだと思うし能力がないとついていけないと思う」
「普通の凡人は上司が大谷翔平だったら息苦しくなってやる気無くすと思うけどね」
「大谷上司だと昭和のがむしゃら世代リーマンみたいに毎日始発から終電まで働いて「俺は出来てるのに何でお前は出来ないの?」みたいなプレッシャーを受けそう」
など、あまりに高い能力と、ストイックに野球に向き合う姿を受け、自分が「凄すぎる上司の部下」になるつらさを想像する人が多かった。
また、
「なんで『自分に厳しい』人がマネジメントも素晴らしいと感じるのかな?」
「決して本人が悪いわけではないのですが、まだマネジメント経験ないんですよ」
「大谷選手が優れた選手であるのは分かるが、優れた選手が理想的な監督になれるかは全くの別問題なのに理解に苦しみますね」
といった、上司としての経験があまりない事を指摘する声も多かった。
一方、上司ではなく別のポジションが良いのではとの意見も。
「上司というより大谷が同僚だったらキツい仕事でもポジティブシンキングで励まし合いながら乗り越えていけそう」
「我々年代からすると、理想の部下だな。これほど仕事してくれ、他の模範となる部下は他にない。まして一人で卓越した仕事を2人分やってくれる訳だから」
「大谷は上司より営業が向いてそう。売るための努力を惜しまないし相手を納得させる力がある。何より人柄がいいから『大谷さんがそう言うなら買うよ』っていう人多そう」
大谷選手が営業マンなら、何でも買ってしまうかも…