ほとんどの人が関心ない民進・希望の合流新党
この記事の画像(4枚)民進党と希望の党が合流して国民民主党という新党に。
この話、ほとんどの人が興味ないだろうが、
それでも言わせてもらう!
前回衆院選で民進党は3つに分裂した。
今度の再編でざっくり言うと、民進党の保守系が国民民主党、リベラル系が立憲民主党ということに。
でも保守派の細野豪志さんは無所属、元代表の岡田克也さんは無所属のまま立憲民主と会派を組む、などこぼれる人がたくさんいて、3が2になったとも言えない。
つまりバラバラなまま。
政策が違うからバラバラなのは理に適っているが、と言うことは永遠にバラバラだから連立政権も組めない。
彼らは否定しているが政権交代を諦めたとしか思えないのだ。
野党バラバラ 安倍さんニンマリ
これは自民党にとっては願ってもないこと。
だって野党は政権いらないと言ってるようなものだから。
こんなに楽なことはない。
だから今安倍政権はトラブルを抱えて支持率低下に苦しんでいるが、「でも政権交代はない」ことがわかっているので、実は危機感が薄い。
緊張感がない。
これは困る。
民主的で経済的にも成功している国は必ず二大政党が何年か毎に政権交代する。
そうしないと権力機構や社会システムに「あか」がたまって機能しなくなることを、みなが経験則で知っている。
政権取れない野党に、国民は何の関心もない
だから政権交代がないと損するのは国民だ。
野党が国会審議の代わりに官僚を呼んで追及する、マスコミフルオープンの合同ヒアリングについて、民主党政権で官房副長官だった松井孝治さんが、「野党とテレビ局による新しいビジネスモデル」だと揶揄していたが、このビジネスモデルは国民に利益を全く生んでくれない。
なぜならこれは政権選択ではなく、ただ公開リンチを見物してるだけだから。
政権を取れない野党に国民は何の関心もない。
だから野党の皆さん、政権交代を諦めないでほしい。