パリオリンピック、レスリングの日本代表に内定している香川・高松市出身の日下尚選手(23)が、神奈川・横浜市で練習を公開した。パリ五輪への切符を手にした日下選手に今の思いを聞いた。
パリ五輪に向け母校で公開練習
パリオリンピックまで半年を切った。活気あふれる雰囲気の中、日下選手が母校で練習に励んでいる。
この記事の画像(4枚)練習を公開したのは、高松市出身でパリオリンピック・レスリング日本代表の日下尚選手。日下選手は3歳から競技を始め、高松北高校、日体大をへて現在、三恵海運に所属。19日は約2時間の練習で汗を流した。
パリ五輪 レスリング日本代表内定・日下尚選手:
オリンピックで優勝するには、執念や気持ちの強さが大事だと思っていて、絶対に負けない。金メダルを絶対にとってやるという強い気持ちだけは、ほかの選手に負けないようにしている。
「諦めずにやってきてよかった」
4兄弟の長男で、中学時代には相撲部で全国大会を経験。相撲で培った足腰の強さは日下選手の武器の1つ。
パリ五輪 レスリング日本代表内定・日下尚選手:
諦めずにやってきてよかった。ただ、ここがゴールではないので、まったく満足はしていない。
2023年9月に初出場した世界選手権、グレコローマンスタイル77kg級で銅メダルを獲得し、パリへの切符を手にした。
夏の大舞台に向けて調整を続ける
夏のパリオリンピックに向けてトレーニングに励む日下選手。4月のアジア選手権などをへて、大舞台に向けて調整を続ける。
パリ五輪 レスリング日本代表内定・日下尚選手:
初めは自分1人の夢だったが、今までは多くの人が応援してくれるようになった。応援をパリの舞台で力に変えて、絶対金メダルを取ってきます。応援よろしくお願いします。
(岡山放送)