開幕まであと7日と迫った選抜高校野球大会。2年ぶり7回目の出場を決めた神村学園で3月10日、全校を挙げた壮行式が行われ、梶山侑孜キャプテンが「神村学園らしく繋ぐ野球と泥臭いプレーで、最終的に日本一に向けて精一杯頑張りたい」と力強く決意を表明した。
在校生800人が拍手でエール
午前10時半から始まった壮行式では、吹奏楽部の演奏と在校生約800人の温かい拍手に迎えられながら、野球部のメンバーが入場した。会場となった学校には、春の大舞台を控えた選手たちを応援しようとする熱気が満ちあふれていた。

壮行式では大会の主催社から選抜旗が贈られ、生徒会長の上舞美雨さんが選手たちに激励の言葉を送った。
「積み重ねてきた努力と仲間との絆を胸に頑張ってきてください」
上舞さんの心のこもった激励に、選手たちも身の引き締まる思いで耳を傾けた。
「一戦必勝」で臨む春の甲子園
これに応えて梶山侑孜キャプテンは、春の大舞台への強い意気込みを語った。
「神村学園らしく繋ぐ野球と泥臭いプレーで、一戦必勝で目の前の試合を全力で戦っていきます。鹿児島県民の皆さんにいい報告ができるよう、最終的に日本一に向けて精一杯頑張りたいと思います」
梶山キャプテンの言葉からは、チーム一丸となって全国制覇を目指す強い決意がひしひしと伝わってきた。

12日に大阪入り、横浜高校と初戦
神村学園野球部は12日にフェリーで大阪入りする予定だ。注目の初戦は大会2日目の第2試合で、強豪・神奈川の横浜高校との対戦が決まっている。
梶山キャプテンは横浜高校との対戦について、「横浜高校には自分達の持ち味であるバッティングであったり、固い守りで気持ちだけは負けずに立ち向かっていきたい」と、チームの特色を活かした戦いで臨む考えを示した。
小田大介監督も初戦への意気込みを語る。「綺麗に勝てる相手ではないと思っているので、どれだけ神村らしい繋ぐ野球、そして接戦に持ち込んで何とか粘り強い戦いをしたい。そういう準備をしていきたい」

県民の期待を背負って
2年ぶりの選抜出場となる今回、在校生の熱いエールと鹿児島県民の期待を一身に背負った神村学園ナインは、春の甲子園という大舞台で、持ち前の粘り強さと結束力を武器に全国制覇への挑戦を開始する。
梶山キャプテンが宣言した「日本一」への道のりは険しいが、神村学園らしい野球で一戦必勝の精神を貫き、鹿児島に朗報を届けることができるか。春の甲子園での戦いぶりに注目が集まっている。
(動画で見る▶「全国の舞台で恩返しを」神村学園、在校生800人の拍手で甲子園へ 横浜戦へ決意を語る)
