「猫は飼わない」と言っていた男性の現在の姿がX(旧Twitter)に投稿され、話題になっている。

「猫は飼わないと怒っていたジジイの現在」とのコメントを付けて写真を投稿したのは、サユヤスさん(@SHAKEhizi_BSK)。

写っているのはサユヤスさんのお父さんで、脚の上に乗っかっているのがヒジキくん(オス・14歳)、右脚にいるのがシャケくん(オス・17歳)、脚の間で挟まっているのがビワくん(オス・11歳)だ。

脚の上:ヒジキくん 右脚:シャケくん 脚の間:ビワくん(提供:サユヤスさん)
脚の上:ヒジキくん 右脚:シャケくん 脚の間:ビワくん(提供:サユヤスさん)
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最初は「猫は飼わない」と怒っていたそうだが、現在のお父さんの姿からはそんなことを言っていた人とは想像できない。

猫が3匹も集まり、手を頭の後ろにおいて嫌そうな雰囲気ではなく、いざ飼ってみると「かわいかった」ということなのだろうか。また、これだけ集まってくるとなると、そんなに居心地がいいのだろうか。

この写真を見た人からは、「めちゃくちゃ好かれてますね」「癒されてしまったかw」「飼ってみたらわかる、幸せなやつやん」などとコメントが寄せられ、6万4000いいねが付いている(2月13日時点)。

帰ってきたら1番に猫を探し回る!

「飼わない」と言っていた男性だが、どうしてこれほどまでに変わってしまったのだろうか?また、猫との生活はどうなのだろうか?サユヤスさんに話を聞いた。


ーーどういう状況だったの?

実家の母から「宿り木…」と言う一言とともにLINEで送られてきました。


ーーどうして「飼わない」と言っていた?

動物が好きで犬や鳥や亀を既に飼っていたのですが、父だけとは言わず、家族全員なぜか猫だけ苦手意識を持っていました。


ーーどうして飼うことになったの?

時期はバラバラですが、カラスに襲われていた子猫を慌てて保護したものの、もらい手が見つからず、そのまま居残った形です。1匹目の子猫(シャケくん)を拾った時に、貰い手を見つけろと父と大喧嘩になりましたが、父と大喧嘩したのは後にも先にもこの時だけです。

飼うと決めたわけではなく、もらい手が見つからなかっただけなのですが、1カ月を過ぎる頃には家族みんなに溺愛される存在になっていたため、自然にもらい手探しは消滅していきました。時間がたつにつれ、手放したくなくなったのだと思います。

提供:サユヤスさん
提供:サユヤスさん

ーー猫を飼ったことでお父さんは変わった?

帰ってきた1番に猫を探しまわるようになり、今では会うごとに猫自慢されます。かむだの引っかくだの毛がつくだの文句を言いながらほおずりしています。猫が来てから、家族の会話が増え雰囲気が明るくなりました。

猫は“生きがい”甘やかして溺愛

ーー普段お父さんは、猫とどう過ごしているの?

仕事もないので、1日猫とゴロゴロして母に邪魔者にされています。猫は3匹ともさほど仲良くはなく、一緒に寝ることも少ないのですが、父の脚の間は魅力的なようでよく集まっているようです。

提供:サユヤスさん
提供:サユヤスさん

ーーいまは猫が大好き?

これが溺愛じゃないなら何なのかと言うほど甘やかしてます。ひねくれたジジイなので、猫に引っかかれたり、かまれたりするとそれっぽい事は言いますが本心ではないと思います。


ーーお父さんにとって猫はどういう存在だと思う?

生きがいなのだと思います。

提供:サユヤスさん
提供:サユヤスさん

ーー現在のお父さんに驚かされたことはある?

家族で旅行に行った際、猫が心配だからと1人で先に帰って、次の日家族を迎えにきた時です。

「飼わない」と怒っていたものの、現在は愛情をたくさん注いでいることが分かり、猫がいる生活を楽しんでいるようだ。お父さんにとって、猫が癒やしと安らぎの存在になっているのかもしれない。

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プライムオンライン編集部
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FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。