難病と闘いながらプロビーチサッカー選手としてプレーする中原勇貴さんが手がけたイラストや絵画の個展が、2月17日と18日に熊本市西区で開かれる。

余命宣告されながらも現役復帰

熊本市生まれ、アヴェルダージ熊本でプレーする元日本代表の中原勇貴選手。

重い脳腫瘍で余命5年から10年と宣告されながらも手術を乗り越え、現役復帰を果たした。

手術乗り越え現役復帰
手術乗り越え現役復帰
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中原選手が脳腫瘍の治療中に始めたことがある。それは絵を描くこと。小さいころから絵が好きだという。

「咲かなかった木」(魚買った木)
「咲かなかった木」(魚買った木)

闘病生活を支えてくれたチームメイトのイラストや枯れ木をモチーフにした「魚買った木」。

「未完」(半分のみかん)
「未完」(半分のみかん)

半分のミカンで「未完」など、見た人が思わずクスッと笑える作品はいつしか熊本在住アーティストの目にとまり、展覧会を開いてはどうかというオファーにつながった。

「笑顔で帰ってくれる個展に」

2月17日に迫った初の個展に向け、準備に余念がない。

「笑顔で帰ってくれる個展に」
「笑顔で帰ってくれる個展に」

アヴェルダージ熊本中原勇貴選手:
楽しい時間を過ごしてほしい。笑顔で帰ってくれるような雰囲気(の個展)にしたいなと思っている

中原選手の作品展『らくがき展』は2月17日(土)と18日(日)の2日間。熊本市西区新土河原にあるドコモショップ熊本西店の2階で行われる。

地元アーティストとの共催で、入場は無料だ。

(テレビ熊本)

テレビ熊本
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