28日、関脇・琴ノ若(26)が大相撲初場所で、初優勝をかけて優勝決定戦に進出。惜しくも黒星だったものの、後援会会長が経営するスーパーでは急きょセールを開催した。31日午前には、満場一致で大関昇進も決定した。

優勝記念セールはお預け

関脇・琴ノ若(26)が、大相撲初場所で優勝決定戦に進出。

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初優勝がかかった28日の大一番。父・佐渡ヶ嶽親方の出身地、山形も熱かった。

後援会の会長が経営するスーパーでは、気になるのは勝負の行方だけではない。店内では「優勝が決まった際は、すぐに優勝セールを開催します」とアナウンスが流れた。

しかし、優勝決定戦は惜しくも黒星。記念セールもお預けになるはずだったが…。

「ここまで夢を見させてもらい、ありがとうございます。優勝したつもりでタイムサービスします!」とアナウンスされ、急きょ感謝を込めたセールを開催。

卵やステーキ肉、ウナギなど20品以上が半額以下になった。

31日に伝達式

また、山形・尾花沢市に暮らす、琴ノ若の祖父母の今野とき子さんと今野芳夫さんも喜びのコメント。

「頑張ったなぁって。いろんなプレッシャーの中で頑張っているから、ますます感無量で涙ぼろぼろ」「『立派な孫を持ってじいちゃん、ばあちゃんは幸せだ』と伝えた」

相撲一家に育った26歳の関脇・琴ノ若は満場一致で大関昇進が決定。31日午前10時半頃、伝達式が行われ、「謹んでお受け致します。大関の名に恥じぬよう感謝の気持ちを持って相撲道に精進してまいります。本日はありがとうございました」と決意を述べた。

来場所は関脇が最上位だった父から継いだ四股名・琴ノ若で土俵に上がり、その後、祖父の元横綱・琴櫻を襲名する予定。
(「イット!」 1月30日放送より ※一部加筆)

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