東京・町田市にある、障害のある人が働けるクラフト工房の施設長を務める高野賢二さん。
「もともとは障害のある子どもたちの造形教室が前身で、染めたり、織ったり、針を使う仕事をしています。
それを価値にしてしまうよりは、積み重ねた経験や感性を皆さんに見ていただきたいと思います」
地域の交流の場に
30年ほど前に設立された、クラフト工房「La Mano(ラマノ)」。
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染物の技術を持っていた高野さんは、ここに指導員として就職した。
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現在「La Mano」には40人の障害のあるメンバーがいる。
興味のある手仕事やアートをスタッフが手助けしながら商品化している。
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そして、年に2回開かれる「染織展」の展示販売会は、いつも大盛況。
ずっと応援しているファンの姿もあった。
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訪れた女性は「他と同じ物がなくて、かわいい」「入口から入って来るとふっと心が癒される」などと話す。
支援する側、される側の垣根を超えて地域の交流の場としても愛されている。
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福祉の枠を超えて行こう。
高野さんは「単に福祉施設ということだけではなく、カフェや作品を見ていただける場所を作りたいです。
ここにいる皆さんや地域の人にとっても、大事な場所になっていったら良いなと思います」と話す。
NPO法人La Mano
https://www.koubou-lamano.com
「フューチャーランナーズ~17の未来~」
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