1月22日、政治資金をめぐる裏金事件で、略式起訴された谷川弥一衆院議員(82)が議員辞職願を提出し記者会見を行いました。

谷川弥一衆院議員:
このような事態に至ったことは、自身の認識の甘さがあったと深く反省しております。
この場を借りて深くおわび申し上げます。

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――派閥の指示だったのか?自身の判断か?
谷川弥一衆院議員:

それも答えません。私が悪いと言っている。

――自分が悪いということは自身の判断で不記載に?
谷川弥一衆院議員:

そんなことはない。そんなことはないよ。

――自身の判断での不記載ではない?
谷川弥一衆院議員:

結果としてはそうなっているんですよ。

――派閥の指示があったことは間違いない?
谷川弥一衆院議員:

……まぁね。しょうがないね。

政治資金収支報告書への不記載は認めたものの、誰の指示だったのかについては「私が悪い」とだけ語った谷川議員。

“頭悪い発言”を記者本人に謝罪

会見では2023年「頭が悪い」と言われた記者が、質問する場面もありました。

記者:
私に対して「頭が悪いね」という発言をされました。その時は?

谷川弥一衆院議員:
本当に深く申し上げます。すみませんでした。

記者:
どのような意図があってそういった発言をしたのでしょうか?

谷川弥一衆院議員:
申し訳ありません。配慮が足りませんでした。すみません、撤回します、すみません。

さらに…裏金やその使い道についての記者からの追及に自らの思いを語りました。

谷川弥一衆院議員:
私は力をつけたかった。長崎県が抱えた課題をいろいろ処理していきたかった。それなら大臣並みの金を集めてやろうと思いました。
ここが私の至らなかったところですが、金を集める力と、しっかり勉強して堂々と論陣を張れることは、政治家にとって偉くなるのに必須なことだと思っていた。私が勘違いしてました。

さらに、使い道について追及されると…

――どんな政治活動費に使った?
谷川弥一衆院議員:

相手がいることだから、色々です。

――色々を説明しないと有権者に失礼では?
谷川弥一衆院議員:

しょうがないですね。失礼と思ったら思ってください。
まあやめた。言わんわ。俺が悪い。一切言いません。言いたいことは山ほどあるけど...私が悪いです。
派閥のことだからあんたが調べて。これ以上言うんだったら死ぬしかないね。責任取れと言うなら、これ以上あんたが言うならば帰って死ぬしかないよ。
自分の言葉で語ってるじゃないですか。俺が悪いんだと言ってるじゃないですか、何回も何回も。

谷川議員の辞職は、今週中に許可される見通しです。
(めざまし8 1月23日放送)