支持率下げ止まりは想定内

5月19日と20日にFNNが行った世論調査

安倍政権の内閣支持率が下げ止まったらしい。

理由は、モリカケにも飽きた、安倍首相のことは好きじゃないけど、それ以上に野党がダメ、北朝鮮情勢への対応など安倍さんでないと心配、など。
まあいろいろあるが、一言で言うと安倍さんの代わりがいない、ということに尽きる。
だから支持率は下がってもすぐ戻るのだ。

去年もモリカケで支持率が下がり、それに小池劇場が拍車をかけ、すわ政権交代かと思ったが、都議選で自民が惨敗したら、有権者がスッキリしたのかあるいは我に返ったのか、支持率は復活した。

今年は去年より支持率の戻りが早かったし、下がってる最中にどうせまた戻るんだろうなあという予感もあった。
つまり想定内。

ドヤ顔の自民党は勘違いするな

自民党の人たちはドヤ顔で、「ほら見ろ。だらしない野党に比べればわれら自民党の方がいいだろ?」と威張っているが、そうじゃないんだよな。

安倍さんのことを気に入らない人は多い。
だけどやることはきちんとやってるのでそれは認めざるを得ない。
それに野党に政権担当能力があるとは思えない。
だから自民党に投票してるだけなんです。

自民党がいいと思って投票しているわけじゃない、ということを自民党の人はわかっているのだろうか。
安倍さんがいなくなって、野党に誰かスターが出てきたら、簡単に、ホント、一日でひっくり返されると思う。

2021年の「安倍ロス」が心配

だから自民党の総裁候補の人たちに言いたい。
早く安倍首相との違いを見せてください。
財政再建でも、少子化でも、地方創生でもなんでもいいから。
俺は、私は、ここが安倍と違う、という選択肢を有権者に見せてほしい。

正面から安倍首相をちゃんと批判してくれ。
横から、後ろから鉄砲撃ってちゃだめだ。
そして安倍さんはそれを鷹揚に受け止めてくれ。

でないと、日本の未来は心配だ。
遅くとも2021年には安倍さんは辞める。
安倍ロスになる。
その先の日本の行く末を誰かちゃんと示してくれ。

(執筆:フジテレビ 平井文夫 上席解説委員)