新人3人の争いとなった任期満了に伴う山形・米沢市長選挙は、11月26日の投開票の結果、元衆院議員の近藤洋介さんが4年前の2019年に続く2度目の挑戦で2万1,308票を獲得し、初当選を果たした。

新人同士の争い制す「公約を実行する」

【投票結果】
近藤洋介さん(無・新)  2万1,308票
伊藤夢人さん(無・新)  1万8,157票
皆川真紀子さん(無・新)   1,126票

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初当選した近藤洋介さん:
大きな感謝と、それ以上の責任を感じている。雪対策・教育の米沢の復活・所得の増える米沢…、公約に掲げたことをきちんと実行していく

伊藤夢人さんは3000票余り届かず

一方、次点で敗れた伊藤夢人さん。知名度で勝る近藤さんに対し、自民・公明の支援を受けた組織戦を展開したが、3,151票の差で涙をのんだ。

伊藤夢人さん:
寄り添ってくださった皆さんに感謝と、至らなかった、届かなかったことに対して、大変申し訳なく思っております。大変すみませんでした

笑顔で「帰っておいで」と言える米沢に

27日朝、近藤さんは米沢市役所前の交差点に立ち「どうもありがとうございます、がんばります」などと、通勤・通学中の人たちに当選を報告した。

今回の市長選の投票率は63.12%で、前回4年前を2.55ポイント上回った。

当選した近藤洋介さん:
投票率アップは、政治・市政に市民が関心を持った証。それをきっちり受け止めて責任を果たしたい。私たち大人が自信を持って、笑顔で「帰っておいで」と言える米沢。みんなで力を合わせれば必ずできる。しなければならないと思っている

近藤さんには28日に当選証書が付与され、12月22日から近藤市政がスタートする。

(さくらんぼテレビ)

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