精神科医は「甘えている」と思わない

自分では心と体が悲鳴をあげていることに気づきにくいです。

僕が思う限界のサインや受診の目安は6つあります。

(1)今まで楽しかったことが楽しくなくなる
(2)物欲がなくなる
(3)「自分は価値がない、ダメなやつ」とよく思う
(4)周りから嫌われていると思い込む
(5)口数が減り必要最低限のことしか話さなくなる
(6)「人に相談してもムダじゃん」って思っちゃう

ほかにも目安はありますが、自分がうつになっているとは思っていなかったり、誰でも「メンタルクリニックに行っていい」という選択肢があることを知られていない現状があります。

精神科医は患者さんを「甘えている」なんて思いません。気負わず、気張らず「今の状態を診てもらおうかな」という感覚で来ていいのです。