日本の南極観測活動の拠点、昭和基地周辺に通告なしに設置された中国の赤いドーム状の観測施設が倒壊していることがFNNの取材で明らかになった。

映像では、2023年1月にフジテレビ南極取材班が南極で撮影した中国の観測施設が確認できる。
日本の昭和基地から約20kmの地点に、日本に通告なしに設置された。

2025年に日本に帰還した第66次南極地域観測隊が、ドーム状の建物がつぶれた状態で倒壊しているのを確認したという。

倒壊の原因は分かっていないが、ブリザードなど現地の気象状況などにより自然につぶれたとみられている。

周辺には建物のがれきが飛散していることから、日本は中国にこの状況を伝え、中国側が現地で撤収作業を行うものとみられている。
この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。
ギャラリーページはこちら(9枚)