東京都調布市の中央自動車道で13日、走行中のバスのタイヤが金属片を踏み破裂する瞬間がカメラに捉えられた。乗客24人にケガはなく無事停車。原因は道路に落ちていたL字型の金属片で、他にもトラックがパンク。NEXCOは積み荷の固定と点検の徹底を呼びかけている。
中央道でバスのタイヤ破裂する衝撃の瞬間
東京都調布市の中央自動車道で13日午後5時頃に撮影されたのは、タイヤが破裂する瞬間だった。

突然、破裂音が響き渡り、前を走るバスから白い煙が上がると、黒い破片のようなものが飛んだ。
後方を走っていた撮影者は「バン!っていう感じ。(バスが)最悪横転するとか、そういうことが起きないか怖かった」と語っている。
バスはバランスを崩したが、車線を越えることなく、ゆっくりとスピードを落としながら路側帯へ移動し、停車した。
原因は「金属片」高速道路で相次いだパンク
タイヤの破裂の原因は何だったのか。

バス会社によると、走行中に道路に落ちていたL字型の金属片を踏み、右前のタイヤがパンクしたという。当時、車内には乗客24名がいたが、ケガ人はおらず、代わりのバスを手配したという。
警視庁によると、バスの他にトラックも金属片を踏み、タイヤがパンク。その後、金属片は回収され、物損事故として処理されたという。
高速道路を管理するNEXCO中日本は、落下物を防ぐため、「出発前に積み荷の確実な固定をし、長距離・長時間走行の場合は途中のサービスエリアなどで再点検をお願いします」と呼びかけている。
(「イット!」 6月23日放送より)
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