クマによる人身被害が相次いでいる秋田・大館市の扇田地区では5日、子どもたちがクマから自分の身を守る方法を学んだ。
児童に伝える“クマから身を守るルール”
大館市の扇田地区では9月、同じ場所でクマによる人身被害が相次いだ。
地区にある扇田小学校では5日、秋田県自然保護課の職員が、児童にクマの生態やクマに遭遇しないために気を付けることを伝えた。
この記事の画像(4枚)県自然保護課・石塚優大さん:
ばったり会わないためには、なるべく1人にならない。音を出して帰っているかな?音を出して、クマにみんながいることを知ってもらうようにしてください
そして児童は、クマに遭遇してしまった場合の「身の守り方」を確認。
石塚さんが「(クマが)もう近くに来た!」と言うと、児童たちは一斉に頭を守る体勢を取った。
児童:
クマに引っかかれただけで病院に行ったりすると聞いて、クマに会わないように注意しないといけないと思った
児童:
(クマに関する)学校のメールがいっぱい来ている。自分の身を守るルールが3つあると知ったので、今後クマに会ったときにルールをしっかり守って、自分の身を守りたい
学校は保護者に、登下校の際は車で送迎するよう呼び掛けている。
(秋田テレビ)