2025年クマの出没が過去最多を記録し、人的被害も深刻化する中、新潟県長岡市では農業体験などで子どもたちを受け入れる団体などを対象にクマへの対応方法を学ぶ研修会が開かれた。

クマ被害が深刻化…安全確保へ研修会

新潟県内では25年12月末までに3454件と、24年度の4倍以上の出没情報が寄せられているクマ。人的被害は17人に及んでいる。

研修会
研修会
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こうした中、県が開いたのはクマ出没への備えと対応を学ぶ研修会。

対象となったのは、農泊や農業体験で子どもたちを受け入れている団体や市町村の担当者など約90人だ。

研修会は、子どもたちを受け入れる際の安全確保につなげてもらうのが狙いだ。

生態・性質学び遭遇回避を「痕跡見かけたら近づかない」

この日は、クマの生態や被害対策に詳しい専門家の梅村佳寛さんが講演し、クマの生態や性質を知ることが遭遇回避につながると指導した。

梅村佳寛さん
梅村佳寛さん

「生ゴミや残飯に餌付いたクマは、すごく厄介で、行動がエスカレートしてどんどん執着していく。道路にクマふんがあったりもするが、こういう痕跡を見かけたら近づかない」

また、梅村さんは、クマとの遭遇を防ぐためにも鈴などを携帯し、自分の場所を知らせることが重要だと説いた。

参加した人は「クマの足跡からクマの大きさがわかることとか、クマ棚の見つけ方がわかった。課題がたくさんあるなと改めて思った」と語った。

県は現在『クマ出没特別警報』を発表しているが、これからのグリーンシーズンに向けて各団体にクマに対する適切な対応、対策を徹底してほしいと呼びかけている。

NST新潟総合テレビ
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