8月16日まで2日間にわたって九州屈指の夏の風物詩「山鹿灯籠まつり」が熊本・山鹿市で開催され、4,000発の花火が夜空を彩った。4年ぶりに行われた祭りのハイライト「千人灯籠踊り」も行われ、観客が会場を埋め尽くした。
3世代で参加も 「千人灯籠踊り」
8月15日から2日間にわたって開催された「山鹿灯籠まつり」。
この記事の画像(30枚)踊り手:
3世代です
踊り手:
小さいころからおばあちゃんが出ているのを見てたので、すごく楽しみ
踊り手:
緊張しますが楽しみ
4年ぶりの通常開催となった2023年は、「千人灯籠踊り」も行われた。
山鹿市内中心部では、地元の町内や団体が灯籠師たちに制作を依頼した27基の奉納灯籠が展示された。
多くの露店も立ち並び、観光客もたくさん訪れ、約4,000発の花火が夜空を彩った。
観客:
迫力があって、よかった
観客:
山鹿灯籠まつりは、夏が来たって感じがする
金灯籠の光に踊り手も観客も感動
2日目の夜には、祭りのハイライト「千人灯籠踊り」が行われ、観客が会場を埋め尽くした。
その昔、山鹿の里人たちは、深い霧に阻まれた景行天皇をたいまつを掲げて出迎えた。その後、天皇を祭り、毎年たいまつを献上したのが「山鹿灯籠まつり」の始まりで、室町時代から和紙で作られた灯籠を奉納するようになった。
途中、金灯籠に袋をかぶせ雨をしのぐ場面もあったが、「千人灯籠踊り」は無事に幕を閉じた。
見物客:
幻想的できれいで、雨で大変だったと思うが、素晴らしかった
見物客:
久しぶりだったので楽しかった。めいが踊っていて、よかった。
踊り手:
コロナ禍前も踊ったことがあったので、久しぶりに踊れて楽しかった
踊り手:
暗くなったときには、鳥肌が立つくらい感動した
女子ハンドボール オムロン 田代悠夏選手:
保存会の人の踊りもきれいで、会場の皆さんの雰囲気に楽しませてもらいながら、私たちも楽しく踊ることができました
女子ハンドボール オムロン グレイ・クレア・フランシス選手:
暗くなった時には、灯籠の灯りが見えて感動して踊りが飛びそうでした
そして、大宮神社で伝統神事「上がり燈籠」が行われ、各町内や団体が2日間展示してきた灯籠を奉納した。
灯籠師 中村潤弥さん:
いろいろな年代の人が見に来てくれたので、よかったなとホッとしています
山鹿市によると、2日間で予想を大幅に上回る合わせて約13万人が来場したという。
(テレビ熊本)