中古車販売大手「ビッグモーター」の店の前の街路樹が、枯れるなどしている問題を巡り、埼玉県が行った調査で、所沢店の前の土壌から除草剤の成分が検出されたことがわかった。

県によると、7月28日に所沢店と八潮店の前の土壌を採取して調査したところ、所沢店前の土壌から除草剤に含まれる成分「グリホサート」が検出された。

検出されたグリホサートは、市販の除草剤の一回の散布量と比較して、数倍の濃度だったことも明らかになった。
これを受け県は、警察に被害届を提出するほか、原因者に対しては、原状復旧と損害賠償請求を行う方針だという。