6月、天国に旅立ったウサギ駅長・もっちぃのお別れ会が7月30日、山形・南陽市で行われた。会場に入りきらないほどのファンが全国から訪れ、別れを惜しんだ。
山形鉄道の看板駅長「もっちぃ」
2010年に置賜農業高校で生まれた「もっちぃ」。
山形鉄道が譲り受けた後、すぐにフラワー長井線・宮内駅の駅長に就任した。
看板駅長として有名になり、鉄道ファンや動物ファンだけでなく、広く市民から愛されてきた。
しかし、6月20日、人間でいえば90歳を超える天寿を全うし天国へと旅立った。
お別れ会が行われた宮内駅には7月30日、献花台が用意され、たくさんのファンが花を手向けた。
茨城県から：
山形鉄道の一人のファンとして好き。もっちぃを中心に成り立っていたと思う
茨城県から：
山形鉄道の神様じゃないけど、そんな感じ。支えてくれた、みんなを
そして、お別れ会の時間になると、会場に入りきらないほどの人たちが集まり、みな涙でもっちぃを見送った。
別れの言葉 山形鉄道・宍戸優花里さん：
こんなにも多くのもっちぃファンに愛されて、見守られて、もっちぃは幸せものです。もっちぃのことは絶対忘れません。いつまでも大好きだよ
もっちぃの墓は、いつも列車を見送っていたホームのすぐそばに設けられ、遺骨が収められると、集まった人たちは静かに手を合わせ、最期の別れを惜しんでいた。
「世界一みんなから愛されたウサギ」
京都府から：
とにかく可愛くてずっとアイドルでした。本当にありがとうと言いたい
埼玉県から：
これからも、空の上から長井線と宮内駅を見守っていてくれたらいいなと思う
山形鉄道・あけみさん：
山形鉄道もそうだけど、全国のもっちぃファンにすごく愛された。世界一みんなから愛されたウサギだと思う
多くの人に愛されたもっちぃ駅長。これからは天国からフラワー長井線と地域を見守る。
（さくらんぼテレビ）
