ロアッソ熊本の最年少プロで高校2年生の道脇豊選手が母校で17歳以下のアジアカップでの優勝を報告した。取材した7月20日は1学期最終日で、道脇選手が夏休みを前に大掃除など「高校生」としての日常を楽しむ姿もみられた。
JリーガーでU17日本代表・道脇豊選手
道脇豊選手の母校・東海大星翔高校では、7月21日からの夏休みを前に終業式が行われていた。熱中症を考慮して、放送での実施だ。
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そこに現れたのが、サッカーJ2のロアッソ熊本でプレーする道脇豊選手。2022年12月、クラブ史上最年少となる16歳でプロ契約したJリーガーだ。
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この日は先生から、6月15日から7月2日に日本代表として出場したタイで開かれた17歳以下のアジアカップの「優勝を報告してほしい」と言われていた。この大会で道脇選手は4得点を決めるなど、U17日本代表が連覇を決めた。
「U17W杯は得点王を達成したい」
道脇豊選手:
U17日本代表として優勝することができました。次は11月ペルーで行われるU17ワールドカップがあります。ワールドカップではチームとしての目標の優勝と、個人としての目標の得点王を達成できるよう頑張ります。応援よろしくお願いします
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クラスメートから拍手が送られる中、優勝報告をした道脇選手。
「言う前までは緊張しなかったけど言う直前はちょっと緊張した」と、少し照れくさそうな表情を見せた。
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ユニホーム脱げば普通の高校生に
その後は、教室に戻って大掃除。合宿や試合で登校できない日も多いそうだが、ユニホームを脱ぐとどこにでもいる普通の高校生だ。
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同級生からは「いつもはふざけているけど、きょうはすましている!プロだから意識している」とからかわれる場面もみられた。終始、和気あいあいとした雰囲気だ。
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「教科書持って帰るの恥ずかしい」
一方、同級生は翌日から夏休みだが、プロに休みはない。この日も、学校が終わった後、帰宅して食事をしたら練習に励むという。
取材の最後に、道脇選手は「恥ずかしい。教科書を持って帰るの…。ありがとうございました」と言いながら教室を後にした。
(テレビ熊本)