2025年の大阪・関西万博に、新しく開発された人間洗濯機が出展される予定だ。

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1970年に開催された、大阪万博。

未来を感じさせるたくさんの展示品の中でも、特に注目を集めていたのが、人間洗濯機だ。

ナレーション:
浴槽内にゆったり座っているだけで、目に見えない汚れまで落とし、心地よく温められマッサージされる、このお風呂。

11日、大阪市で発表された新しい人間洗濯機
11日、大阪市で発表された新しい人間洗濯機

この人間洗濯機、2025年の大阪・関西万博に出展される予定だ。

50年以上の時を経て、さらに進化し、ついにベールを脱いだ。

新たに生まれ変わった人間洗濯機。体だけでなく、ココロまで洗ってくれるという。

大阪大学・神吉輝夫准教授:
毎日お風呂に入ると、リラックスしているのか疲労困ぱいしているのか、データをAIが解析して、その人好みのリラックスする映像を流す。

デザインは「子宮の優しさ」がモチーフ

実際に、記者が体験してみた。

大阪大学・神吉輝夫准教授:
出てますね、心拍数74。いたって緊張してないですね。

記者:
細かい分析をして、2025年の万博では、前に流す映像が個人に応じて変わってくる。

開発を手がけたのは、小さな泡を使った高性能シャワーなどで知られる大阪の企業だ。

曲線を使ったユニークなデザインのモチーフは、「子宮の優しさ」。

今後は、より多くの人から測定データを集めて、お風呂に入るだけで健康管理ができる機能に繋げたいとしている。

(「イット!」 7月13日放送より)