海外で200店以上を出店する「ココイチ=CoCo壱番屋」が、名古屋に新店舗をオープンした。その特徴は、海外から逆輸入した"独自メニュー”だ。

海外でブレイクしたきっかけは"オムレツ”

2023年6月12日、JRゲートタワーの12階レストラン街にオープンした「CURRY HOUSE CoCoICHIBANYA WORLD」。

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ココイチといえば、愛知生まれで全国にチェーン展開しているが、この店は海外のココイチの味を楽しめるコンセプトの店舗。

2004年に本格的に海外進出をしたココイチ。現在はアメリカや中国など12の国と地域に208店舗あり、海外では「日本では出されていない独自のメニュー」がある。それを逆輸入したのがこの店で、東京に続き名古屋が2店舗目だ。

例えば、ベトナムやイギリスなどで提供されている「豚キムチカレー」や、台湾と香港で出されている「麻婆なす豆腐カレー」。確かに日本のメニューとは一味違う。

カレーソースは各国や地域の食文化に配慮し、食肉由来の原材料の代わりにチーズやナッツ類などでコクを出している。

そんな中、海外でこぞって人気になったメニューが「オムカレー」だ。

スーパーバイザーの沼田佑佳さん:
海外のココイチでは多くの国で大人気のメニューがありまして、それがオムカレーです

海外に進出した時、当初はなかなか受け入れられず、目を付けたのが「卵」。オムレツを添えて見た目を華やかにしたところ一気にブレイクし、現在では海外のココイチのスタンダードメニューになっている。

「とろーりチーズといろどり野菜オムカレー」は、ふわとろに仕上げたオムレツがごはんにのっていて、チーズをたっぷり。かぼちゃ・ミニトマト・ナスなどがのって彩りも豊かだ。

オムカレーの上に、チーズとからませたマカロニが乗ったアメリカ風味のカレーもある。

客A:
オムチーズカレーを食べました。すごく美味しかったです

客B:
美味しかったですね。通常店舗では味わうことのできない、ベジソースメインと海外店舗特有のトッピングですとか、今気軽に海外に行けないのでちょうどいいかなと

通常の店舗同様、トッピングなどカスタマイズも可能。辛さは甘口から10辛まで選ぶことができる。

愛知が生んだ世界のココイチ。海外からの逆輸入のメニューは試してみたい味だ。

(東海テレビ)

東海テレビ
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