青木幹雄氏が11日夜、89歳で亡くなった。

青木氏は、竹下元首相の秘書などを経て、1986年の参議院選挙で初当選、小渕政権の1999年には、官房長官として初入閣した。

小渕元首相の後継を決める際は、首相の臨時代理として強い影響力を発揮する一方、“経緯が不透明”との批判も受けた。

また、自民党の参議院幹事長や会長を務め、「参院のドン」と呼ばれた。

岸田首相「偉大な功績を残された方であった。昨年11月ですが、早稲田の大隈庭園を、2人で歩きながら話をさせていただいた」

自民党・小渕優子組織運動本部長「政治の世界の親代わりでもあった、大きな穴があいてしまった」

葬儀などは、近親者のみで執り行われるという。