吉村知事は6月7日の会見で、台湾と山形空港を結ぶ定期チャーター便が3年半ぶりに復活する見通しを発表した。10月から11月にかけて1カ月間の運航が計画されている。

インバウンドの回復に期待

台湾と山形空港を結ぶチャーター便の復活は、吉村知事が5月30日から6月1日にかけて行った台湾でのトップセールスの結果として発表された。

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運航を計画しているのは中華航空で、10月上旬から11月上旬にかけての1カ月間に台北・山形便を16往復32便運航する見通しだ。台湾と山形・庄内両空港を結ぶチャーター便は、2019年度に248便運航していたが、新型コロナの影響で途絶えていた。

吉村知事は、コロナ禍前の県内へのインバウンドの観光客は半分が台湾からだったとして、今回のチャーター便復活に期待を寄せていた。

吉村知事:
まずはそこが皮切りだと思っているし、そのあとの冬さらには来年の春夏秋と、ずっと継続して山形県と台湾とのチャーター便が運航されることに強い期待を持っている

サクランボ新品種のプロモーションも好評

またトップセールスでは2023年本格デビューするサクランボの新品種「やまがた紅王」のプロモーションも行われ、輸入業者などから好評を得たという。

吉村知事:
歓声があがっていた。そのくらい喜ばれたということ。人気が出ると非常に期待感を持った

「やまがた紅王」は大玉なだけでなく日持ちするのも特徴で、吉村知事は「輸出も視野に入れて、将来的には多くの人に楽しんでもらいたい」と話していた。

(さくらんぼテレビ)

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