スペインのサッカーリーグ、レアル・マドリードに所属するブラジル代表選手が人種差別被害を受けた問題で、チームメイトらが被害を受けた選手のユニフォームを着て、人種差別反対を訴えました。

この映像は、24日スペインで行われたサッカーの試合です。
レアル・マドリードの選手が、人種差別被害を受けたチームメイト、ビニシウス選手の名前が書かれたユニフォームを着用し、ゴール裏には「もう十分だ」と書かれた横断幕が掲げられています。
ビニシウス選手は、21日の試合で相手チームのサポーターから人種差別的な発言を受けていました。
この問題を受け、スペインの警察が差別行為の疑いで7人を逮捕したほか、ブラジルのルラ大統領は、差別をなくすようFIFA=国際サッカー連盟などに対応を求めています。