自転車の酒気帯び運転で検挙された島根県松江市の中学校の24歳の男性教師が、12月26日付で停職1か月の懲戒処分を受けました。
2025年度に懲戒処分となった島根県の教職員は8人で、過去10年で最多となっています。
停職1か月の懲戒処分を受けたのは、松江市立宍道中学校などに勤務する24歳の非常勤講師の男性です。
島根県教委によりますとこの男性教師は、11月24日に勤務後、松江市内の飲食店で焼酎の水割りを3杯程飲んだ後、自転車に乗って帰宅しようとしていたところを警察官に呼び止められ、呼気から基準値以上のアルコールが検出されたことから検挙されました。
男性教師は、翌25日に勤務校の管理職に報告したとということです。
県教委の聞き取りに対しては「早く帰りたいという気持ちで乗ってしまった」と話し、反省しているということです。
男性は8月に採用されたばかりの非常勤講師で、勤務態度に問題なかったということです。
2025年度の島根県の教職員の懲戒処分はこれで8人となり、過去10年で最多となっていて、県教委は今後、研修を充実させるなどして再発防止に努めるとしています。