トルコで、サッカーの試合後に爆竹などがサポーターから投げ入れられた。

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5日、トルコで行われたサッカーの試合。白いユニフォームのチームが2対1で敗れた。

選手が退場しようとする
選手が退場しようとする

白いユニフォームの選手たちが、ピッチから退場しようとすると…

観客席から、水が入ったペットボトルや爆竹などが投げつけられた。中には、ナイフもあったという。

盾を構える警察官。中には倒れてしまった人も…。
盾を構える警察官。中には倒れてしまった人も…。

警察官たちが盾を構え、身を寄せ合いながら守っていたが、中には倒れてしまった人もいた。

モノを投げつけているのは、勝った方のチームのサポーターたち。この騒動の背景には何があったのだろうか。

背景にクルド人“民族差別”

白いユニフォームを着た“負けたチーム”は、クルド人の都市がホーム。

トルコでは“民族差別”が長年大きな問題になっている。今回も、試合前からチームへの嫌がらせが続いていた。

試合中も、負けたチームのゴールキーパーが“刃物のようなもの”で攻撃されたにもかかわらず、審判は止めなかったという。

当局は、この騒ぎで7人を逮捕したとしている。

(「イット!」 3月10日放送より)

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