岸田首相は、8日、福島県相馬市で、中学生になぜ首相を目指したのかと問われ、「日本の社会で一番権限の大きい人なので」と明かした。
岸田首相は、3回目となる「こども政策対話」で、参加していた中学生から、「岸田首相は、どうして総理大臣になろうと思ったのか」との質問を受けた。
これに対し、岸田首相はにこやかな表情で、「こうあってほしいと思うことを先頭に立って実現をしようとか、やめてほしいと思うことを先頭に立ってやめてもらうとか、そういう仕事をしたいと思って、政治家を目指した」と説明した。
さらに、「政治家になってみると、やりたいと思うことを実現する、やめてほしいと思うことをやめてもらうには、やはり力をつけなきゃいけない」とした上で、「総理大臣は、日本の社会の中で、一応一番権限の大きい人ということなので、総理大臣を目指した」と強調した。
また、小学生3年生から「何の本が一番好きか」と質問された岸田首相は、自分が3年生の頃に好きだった本として、マーク・トウェインの「王子と乞食」、アレクサンドル・デュマの「三銃士」、フランシス・ホジソン・バーネットの「小公子」の3冊をあげた。
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