アメリカ政府高官は14日、10日以降に撃墜した3件の「飛行物体」について、現時点で中国のものである兆候は確認されていないと明らかにした。

ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は会見で、3件の「飛行物体」の回収が天候などにより難航していると述べた。


その上で「現時点で中国のものである兆候や情報は確認されていない」と明らかにし、商業目的や研究用の気球だった可能性もあるとの見方を示した。


一方、アメリカ軍は4日に撃墜した偵察気球については、“中国のもの”と断定しセンサーや電子機器の残骸を回収し、分析を進めている。