育休中の父親が撮影した、双子の「無限いないいないばぁ」がTwitterに投稿され話題となっている。

育休302日
無限いなばぁ
例の赤い布を使って、双子は交代しながら延々といないいないばぁ。少しずつ賢くなってる!#パパ育 #双子育児

投稿したのは、父親の「となりー@一卵性男子のパパ(@tonarylabo)」さん。投稿された18秒の動画には、双子の赤ちゃんが声を出して笑いながら赤い布で遊んでいる様子が映っている。

提供:となりー@一卵性男子のパパさん
提供:となりー@一卵性男子のパパさん
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映っているのは、生後10カ月の息子の“ミギー”くんと“ヒダリー”くん。

左にいるミギーくんが赤い布を被っていないいないばぁをすると、今度は右にいるヒダリーくんが同じ布を被る!2人で交互にいないいないばぁをして遊んでいるようだ。行儀よく順番に遊ぶ姿が可愛らしい。

左:ミギーくん 右:ヒダリーくん(提供:となりー@一卵性男子のパパさん)
左:ミギーくん 右:ヒダリーくん(提供:となりー@一卵性男子のパパさん)

ずっとふたりが楽しそうに笑っている姿を見ると、その声につられて見ている方も思わず笑ってしまう。

この動画にユーザーからは、「超かわいいですね~」「世界一癒やされる声だなぁ」「ずっと見てられますね!」などとコメントが寄せられ、動画再生は26万回以上、1万いいねが付いている(2月10日時点)。

2人で遊んでいる姿に成長を実感

楽しそうに遊んでいたが、やはり双子の育児は大変なのだろうか?また投稿では、育休302日目だっだが、育休を取得した感想なども気になる。父親のとなりーさんに聞いた。


ーー投稿はどういう状況だったの?

育児サロンに参加した際に、ヒラヒラする半透明な布でいないいないばあをして遊ぶ方法を教えてもらいました。双子は当時生後6カ月で、いないいないばあの楽しみが分かっておらず。たまたまお節の布がそれに使えそうだったので、いつか遊んでくれるかも?ととっておきました。

投稿の日は、突然双子の笑い声が聞こえたので、見てみると、布を上手に使っていないいないばあをしていました。さらにそっと観察していると、交代しながらいないいないばあで遊んでおり、慌ててカメラを回しました。10回くらいやりとりを楽しんで、飽きたのか、その後は違う玩具で遊び始めました。

提供:となりー@一卵性男子のパパさん
提供:となりー@一卵性男子のパパさん

ーー2人でいないいないばあをするのは初めて?

2人でいないいないばあをしているのを初めて見ました。これを機に、ちょくちょく2人で楽しんでいるのを目撃しています。


ーー遊んでいる姿を見て、どう思った?

いないいないばあで楽しめるようになったこと、2人で順番に楽しんでいたことから、6カ月の頃と比べて成長したんだなあと改めて実感しました。

育休182日目 生後6カ月の頃(提供:となりー@一卵性男子のパパさん)
育休182日目 生後6カ月の頃(提供:となりー@一卵性男子のパパさん)

ーー双子の子育てはどう?

賑やかで楽しいです。もし双子じゃなかったらと妻と話したことがありますが、とても寂しい気持ちになりました。

仕事から離れることへの不安があった

ーー育休はどのくらい取っているの?

産まれてから育休を1年取得しています。取得前は、仕事から離れることへの不安がありましたが、実際に育休に突入すると、そんな事を考えている暇はありませんでした。育児の大変さと楽しさを知った今では、「育休ありきで仕事と向き合うべきだ」という考え方に変わっています。

提供:となりー@一卵性男子のパパさん
提供:となりー@一卵性男子のパパさん

ーー大変だったことはある?

黄昏泣きの対応は結構大変でした。もともと寝不足だったりするので、日常的に体調は万全ではない中で、大泣きされると、メンタルにくるものがありました。妻も私も、イラっとした時はお互いに双子を預けて、一旦離れたりして対応していました。


ーー嬉しかったことは?

首が据わったり、寝返りしたり、ハイハイしたり立ったり、一つ一つの成長を双子分楽しめて嬉しかったです。新生児期のおならは、夫婦で笑っていました。ミギーが凄くて、「へこき丸」というあだ名を付けていた時期がありました。あとはミルクの後にゲップを出させるときの脱力感に笑いました。

提供:となりー@一卵性男子のパパさん
提供:となりー@一卵性男子のパパさん

育児は2人でないと楽しくない

ーー育休中、心がけていることを教えて

1日の内、必ず子供達と遊ぶだけの時間を設けています。全力で子供の相手をする時間です。

提供:となりー@一卵性男子のパパさん
提供:となりー@一卵性男子のパパさん

ーー育休を取得した現在の生活に、奥さんは何か言っている?

よく口にしているのは、「楽しい」という言葉です。ワンオペすると実感しますが、育児は2人でないと楽しくありません。可愛い双子相手でも、1人では苦行でしかありません。

提供:となりー@一卵性男子のパパさん
提供:となりー@一卵性男子のパパさん

ーー育休を取って、どう思った?

子供の成長を間近で見られること、夫婦で支え合いながら新しい家族を迎えられることを、本当に幸せに感じています。他にも、妻が立ち上げた多胎サークルの活動や子育て支援団体の方との繋がり、オンラインパパコミュニティでの活動など、とても充実しています。育休は人生において素晴らしい経験になっていると思います。


ーー残りの育休、どう過ごしたい?

残りの育休では、今まで以上に子供と向き合う時間を大切にしたいです。また、パパコミュ二ティの活動では、現在公開中のクラファンのプロジェクトリーダーを務めています。しっかりやり切りたいと思っています。

となりーさんは、育休を取る前と育児の大変さと楽しさを知った現在では、考え方が変わったという。育休も残り約2カ月、息子さんたちとたくさんの思い出を作ってほしい。

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プライムオンライン編集部
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FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。