スポーツや文化活動に全力で打ち込む、広島の子どもたちを応援する番組『夢キラリ』。
今回紹介するのは、去年10月に行われた「ジュニアオリンピックカップU16陸上競技大会の女子100m」で、見事、優勝に輝いた福山市立神辺西中学校・陸上部１年、三好美羽（みわ）さんです。
―大会を振り返って―
予選でコケてしまいました。最後のギリギリで肩がゴールを通過して決勝に残ることができました。決勝はスタートがいつもより進んだかなと思います。
レース終盤が苦手なんですが、いつもよりは失速せずに走れる事ができたと思います。走り終わったときは自分が1位と確信していなくて、スクリーンを見た瞬間に「えっ！？」てびっくりして、嬉しすぎて泣いてしまいました。
―美羽さんは去年9月に行われたU16広島県陸上競技選手権大会で県の中学生新記録12秒13を樹立。今回の優勝タイム12秒07は風力未測定により参考記録となったものの、日本中学記録の更新を視野に入れ、課題の克服に励んでいますー
U16の予選でコケた理由が、体幹がなさすぎたからでした。ハードルを使って自分に合ったストライドとリズムを探す事を目標にするのと、体幹を鍛える練習などをしています。3月に大会があるので、11秒台に突入できたらいいなと思います。
ー確固たる目標を設定し、一心不乱に努力する美羽さん。ある人物からもらった夢キラめく言葉とは？ー
私を前向きにしてくれた言葉は、「努力なくして成功なし 自分を信じろ！」です。この言葉は陸上部顧問の高地先生からいただいた言葉です。
私がプレッシャーに弱くて、大会の時にテンションがダウンしてしまうので、高地先生が「Tシャツにも書いてあるだろ」と言ってくれます。努力は結果に出ると思うので、自分を信じて頑張ろうという気持ちになります。
昨年の全国中学生大会はA決勝に残ることができなかったので、次の全国中学生大会ではA決勝に残って1位を獲りたいと思います。
―そんな彼女が思い描く将来の夢とは？－
山縣亮太選手みたいに日本記録を上回れるような選手になりたいです。
『夢キラリ』は毎週月曜夜8時54分からTSSで放送しています。
