関西ではめったに食べられない高級魚「スマガツオ」が回転ずしに登場する。その実現に一役買ったのは、“AI”だ。

“全身トロ”との異名をもつ高級魚「スマガツオ」

“全身トロ”と言われるほど脂のりの良いスマガツオ。しかし水揚げ量の少なさから、ほとんどが地元で消費されてしまう“幻の高級魚”だ。

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そんな希少な魚を、全国の回転ずしで食べられるというのだ。

くら寿司が12月2日から販売する「AIスマガツオ」。AI(人工知能)を活用して養殖された。

養殖のノウハウが少ない生産リスク高いスマガツオ

実はこのスマガツオ、養殖のハマチが出荷までに3年かかるところ、わずか半年で成長するという優等生だが、まだ養殖が始まって数年でノウハウが少なく、うまく生育できるか、生産者にとってリスクの大きい魚だ。

そこでAIを活用して、いけすに取り付けたカメラから餌やりのタイミングやどんな餌に食いつくのかを解析し、安定した養殖に成功した。

中トロみたいに口溶けだが、あまり食べたことのない味!?

生産者・高鍋さんがAIと協力して初めて育てたスマガツオは、脂がのってピカピカ。さて、お味は…

古谷陽記者:
んー!溶けますね。脂ののりがすごいです。

古谷陽記者:
味は確かにカツオに近いんですけれど、中トロみたいに口溶けが良くて、あまり食べたことのない味かもしれません

くら寿司 広報部 黒見繭さん:
今取り扱っているネタの約7割は海外から仕入れていて、非常に円安の影響が大きいんです。魚の価値を高めて、国産物の消費拡大につなげていければなと考えています

「AIスマガツオ」は12月2日~15日まで、期間限定で販売される。

(関西テレビ「報道ランナー」2022年11月30日放送)

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