人や自然がつながることをテーマとした住宅街が新潟市に開発された。開発に携わったのは、アウトドアメーカー。いったい、どんな住宅街となったのだろうか?

コミュニティーや自然との調和を重視

新潟市西蒲区で新たに開発されたのは、複合住宅街「野きろの杜」。

新たな住宅街(新潟市西蒲区)
新たな住宅街(新潟市西蒲区)
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広さ6600坪を超えるこの住宅街は、三条市に本社を持つアウトドアメーカーが不動産会社などと協働で開発したもので、テーマは「人と人がつながる、野遊びのある街」。

スノーピーク 王治菜穂子さん:
「人と自然をつなげる」という仕掛けをたくさん、この街にプランニングしている

住宅街では、イベントやアウトドアを楽しむことのできる広場を中心部に設置。

また、店舗が入る施設や宿泊体験のできるゲストハウスも今後開設される。さらに…

記者レポート:
建造物で目を引くのは木材ですが、外壁には全て新潟県産のスギが使われています。地産地消をかかげ、林業の活性化にもつながっています

外壁は新潟県産スギを使用
外壁は新潟県産スギを使用

人口減少などが課題となっている新潟県内。住民のコミュニティーや自然との調和を重視した新しい住宅街の形は、地域全体の価値を高め、街の未来につながることが期待されている。

新潟土地建物販売センター 川上創 代表取締役:
点ではなくて、面で価値をつくりたい。完全に問題解決ができるかは、結果としてみなければ分からないが、そこにチャレンジしたい

(NST新潟総合テレビ)

NST新潟総合テレビ
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