岐阜・関市の「京都有喜屋 和蕎庵(わきょうあん)」は、京都の蕎麦の名店から暖簾分けした店だ。京都以外ではこの店でしか食べられない、泡々でふわふわのちょっと変わった蕎麦が食べられる。

「これでもか!」というくらいかき混ぜるのが正しい作法

京都通の間で有名な蕎麦店「京都有喜屋(うきや)」の先斗町(ぽんとちょう)の本店で、10年修業した男性が、地元の関市に戻って開いたのが「京都有喜屋 和蕎庵」だ。

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京都の本店とここでしか食べられない、有喜屋の名物がある。

京都有喜屋 和蕎庵の店主:
こちらが有喜天そばになります。見ての通り、卵と納豆がふわふわに…

「泡々のふわふわ」に覆われた「有喜天そば」。

蕎麦は影すら見えず、泡の中。泡の正体は、納豆と卵を混ぜ合わせたものだという。

和蕎庵の店主:
下の方にだしが入っておりますので、「これでもか!」っていうくらい混ぜていただければ。有喜そばをおいしく食べる方法は、混ぜることなんですね

泡をできるだけ絡めて手繰るのが、この蕎麦の醍醐味だ。

天ぷらは塩でも、泡につけてもよいそうだ。

「京都有喜屋 和蕎庵」は、京都の名店の味を離れた岐阜で楽しめる貴重な店だ。

(東海テレビ)

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