「大阪いらっしゃいキャンペーン」再開…「GoToトラベル」はいつ?

「大阪いらっしゃいキャンペーン」が再開された。
観光需要の高まりが期待される中、エリア指定のない全国旅行支援、いわゆる次のGoToトラベルがいつ始まるのか、インバウンド増加に向けた対策はどうなるのかに、注目が集まっている。

9月12日に再開した「大阪いらっしゃいキャンペーン」。近隣府県の住民が大阪の制度を利用できるようになり、大阪府民も近隣府県の制度を利用できるようになったため、近畿全域で相互利用することが可能になった。

2021年の実施時には約40万人が利用し、割引補助金とクーポンで約30億円の支出があったそうで、府の担当者は「さらに宿泊費・現地で使われたお金が上乗せされているので、一定の経済効果があった」と話している。

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次のGoToトラベル(全国旅行支援)について、斉藤鉄夫国交相は8月26日に「感染状況が改善されればスタートさせる準備中。今は全国旅行支援を開始する状況ではないという認識」と話した。前回のGoToトラベルが感染拡大と重なり、内閣支持率に影響したこともあり、政府は感染状況の見極めに慎重になっているようだ。

しかし、第一生命経済研究所の主任エコノミスト・小池理人さんは、「今は感染が全国に満遍なく広がり、国内の移動を制限する合理性がない。全国旅行支援にすぐ移行したほうがいい」と指摘する。
以前のように都市部だけで感染が爆発していると、観光地への人の移動で感染を広げる恐れがあるが、今は全国的に感染が広がっているので、移動制限に意味はないという見解だ。

急速に進む円安メリット生かす…インバウンド復活は?

また、インバウンドの回復も期待したいところだが、9月12日に新たな政府の方針が判明した。政府関係者によると、現在5万人の入国者数の上限を撤廃することや、旅行会社によるツアー旅行だけでなく、個人旅行を認めること。また、取得に時間がかかることから、外国人旅行客にとってネックとされていた観光ビザも免除することなどが検討されているようだ。
急速に進む円安のメリットを生かすため、この秋の解禁を目指していて、実施についての判断を岸田首相が早々に行う見通しだ。

(関西テレビ「報道ランナー」2022年9月12日放送)