JR倉敷駅前で、一風変わったアートイベントが行われている。大原美術館の代表的な10の芸術作品を最新技術で楽しめ、話題になりそう。

美術品が動く…ARでアート作品の新たな可能性

倉敷駅南口のデッキにずらりと並ぶ美術作品。実はある仕掛けが…

生本ひなの記者:
スマートフォンでこのQRコードを読み取ると…作品の絵が動き出しました

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街をアートで盛り上げようと、倉敷市と大原美術館が企画した展示「倉敷駅前ヴァーチャル美術館」。

美術館が所蔵する代表的な10の作品が、倉敷芸術科学大学の中川浩一教授監修のもと、AR・拡張現実化されスマートフォンの画面上で作品が動いたり、立体化して現れるなどちょっと変わった楽しみ方ができる。

倉敷芸術科学大学・中川浩一教授:
360度どの角度からでも、通常なら見られない頭のてっぺんまで見られる。作品がなにを描いているのか、どういう意味があるのかを、見る人にアニメーションで知ってもらい、大原美術館に行って2回納得してもらえると、よりアート作品を深く楽しんでもらえるのではないかと思う

大原美術館・石井啓太さん:
誰にでも目が触れる所で、AR・ヴァーチャルで美術を楽しんでもらえるというところに新しい可能性を感じている。みなさんに楽しんでもらいたい

この展示は11月30日まで行われている。

(岡山放送)

岡山放送
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