宮内庁は、88歳の上皇さまについて、右心不全と診断され、薬を服用するなどして、現在は改善しつつあると発表しました。また87歳の上皇后美智子さまは、おととい、後発白内障のレーザー手術を受けられ、経過は良好だということです。
宮内庁によると、上皇ご夫妻は、先月から、数回に渡り、健康診断を受けられていたということです。上皇さまは、胸部レントゲンにより心拡大、胸水貯留が認められたことから、おととい、東大病院で、心臓MRI検査を受けられ、その結果、右心不全と診断されたということです。
上皇さまは、先月末から、薬を服用されるなどして、現在、右心不全の所見は改善しつつあるということです。
一方、美智子さまは、2019年に白内障の手術を受けられましたが、翌年、右目に後発白内障が認められると診断されたということです。このため、おととい、東大病院で、レーザー手術を受けられ、現時点で、術後の経過は良好だということです。
ご夫妻は今後も日常生活を続け、宮内庁は、慎重に経過を見守るとしています。(画像は、沖縄復帰50年の特別展を鑑賞された上皇ご夫妻・6月18日)