天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは2日、女性の書家による書道展を初めて鑑賞された。幼い頃から書に慣れ親しんできた愛子さまは、書体や余白の使い方について質問を重ねられた。

愛子さま「春の美しい歌ですね」

2日午前9時半ごろ、東京・日本橋の百貨店に春らしいクリーム色の装いで到着した愛子さまは、「楽しみにして参りました」と出迎えた関係者に笑顔で挨拶された。

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現代女流書展は、日本を代表する女性書家が出品する国内有数の書道展。

愛子さまは大学で、平安時代の女流歌人について学ばれた。

顔を寄せてじっくりご覧になったのは、万葉集の中で、志貴皇子(しきのみこ)が詠んだ和歌を書いた作品だ。

愛子さまは「春の美しい歌ですね」と述べ、流れるような書体や余白の使い方について質問を重ねられた。

毎年開催される歌会始では和歌を書にしたためることにも触れ、「書を勉強しなければと思いつつ…」と笑顔で話された。

書道たしなむ雅子さまにならって…

幼い頃から書に慣れ親しんでこられた愛子さま。

雅子さまにならって習字をされる3歳の愛子さま(2005年)
雅子さまにならって習字をされる3歳の愛子さま(2005年)

3歳のころには、雅子さまの書き初めにならって習字をされる様子が…。

ひらがなで「あいこ」と書かれていた。

2008年、7歳の頃には「犬」の一文字が力強く大きく書かれ、左下には、ひらがなで「あいこ」と小さな落款が押されていた。

2009年には、干支の「牛」の一文字と、「メダル」を書かれた。

9歳の誕生日に公開された習字をされるご様子(2010年)
9歳の誕生日に公開された習字をされるご様子(2010年)

そして2010年、9歳の誕生日には、習字をされる愛子さまの映像が公開された。

そこには美しい姿勢で流れるような筆づかいの様子がみられた。

このとき書かれていた文字は、干支の「寅」と「由莉(ゆり)」。
愛子さまの愛犬の名前「由莉」をしたためられていた。

宮内庁の職員文化祭に出品された「父」と「母」(2010年)
宮内庁の職員文化祭に出品された「父」と「母」(2010年)

この年の、宮内庁の職員文化祭に出品されたのは、半紙いっぱいに書かれた「父」と「母」だった。

高学年になって書かれたまるでお手本のような美しい文字
高学年になって書かれたまるでお手本のような美しい文字

小学校高学年になると、丁寧に、力強く書かれ、まるでお手本のような美しい文字が…。
それには理由があった。

雅子さまの美しい書
雅子さまの美しい書

結婚前から書道をたしなまれていた皇后・雅子さま。
即位を記念した2020年の特別展では、雅子さまの美しい書が公開された。

名残惜しそうな様子で会場を後にされた
名残惜しそうな様子で会場を後にされた

母から娘へ受け継がれる美しい文字。
愛子さまは、墨の濃淡や筆の選び方など1点1点確認しながら鑑賞し、少し名残惜しそうな様子で会場を後にされた。
(「イット!」 3月2日放送より)

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