FNNの議席予測。
自民党は11議席増やす66議席の予測。公明党は1議席減らして13議席の予測。
立憲民主党は6議席減らして17議席の予測となっている。

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自民……66(+11)
立憲……17(-6)
公明……13(-1)
維新……12(+6)
共産……4(-2)
国民……3(-4)
れいわ…3
社民……1(±0)
N党……1
他………5

 

与野党別に見ると、与党は79議席・野党は46議席
与党は改選過半数を大きく上回って大勝の予測が出ている。

自民・公明に加えて維新・国民の改憲勢力が予測では94議席

非改選と合わせると178議席となっており、憲法改正発議に必要な3分の2にあたる166議席のラインを超える勢いとなっている。

橋下徹氏と見る議席予測

宮根誠司キャスター:
ここからは橋下徹さんと一緒にお伝えしていきたいと思います。
橋下さんは亡くなられた安倍元首相とも、生前は大変親しくされていたと思いますが。
 

橋下徹氏:
本当に残念です。今から県警で色々と検証すると思うんですけれども、SPには僕もついてもらっていたんですけれども、銃声とかそういう爆発音が起きたときには、すぐにしゃがんでくれということを徹底して言われていたんですよ。

ただ、今は(自分は)民間人でしょう。もう、そういう意識はないです。安倍さんも現職の首相だったら、絶対に1発目の銃声のときに、SPも含めてしゃがむっていうことをやっていたと思うんですよ。現職じゃないっていったときに、安倍さんの周囲を含めて、あそこでしゃがまなかったっていうことを、僕は何度も動画を見ても本当に悔しくて。

宮根誠司キャスター:
現職でなければ、そういう習慣というのは忘れてしまうものなんですか。

橋下徹氏:
正直、それは安倍さんに直接お聞きしたわけではないからわからないですけれども、僕自身はもうはっきり言って、現職の時とはもう全然違います。やっぱり現職の時には、車の乗り降り、それから自分のマンションに入った玄関先でも、誰か気配があるといった時にはそこでパッと構えますし…それが今は民間人ですから、そういうことは全くないですし。

決して安倍さんが油断していたってことはないと思うんですよ。けれどもやっぱり、その周囲を含めて、現職時代の銃声、何か異常な音がした時には、必ずすぐ頭をかがめてしゃがむということを徹底していたら、1発目と2発目のあの数秒の間に…ということが悔しくてしょうがないです。もうタラレバの話しても仕方がないですが。

宮根誠司キャスター:
短く、橋本さんに聞きたいと思いますが、FNNの議席予測で、自民は11伸ばす、公明は1議席減らす。立憲は6つ減らす、維新は6つ伸ばす、国民は4つ減らすということで、この後、政治家の皆さんとバトルをしていただきたいんですが、ざっと見てどういう感想ですか。

橋下徹氏:
もう岸田さんの戦略・戦術勝ちですよ。
この参議院選挙が始まるまでは、岸田さんはとにかく国民の反発を受けるようなことはやらない。どちらかというと、自分が前に出るということじゃなくて、国民に、特にメディアで議論をさせて、その賛否両論あることについては、もういろいろな情報番組で議論をさせて、コメンテーターがいろいろなことを言って、それを聞きながら、国民の状況を聞きながら、ちょっと後ろから一歩引いて下がって、その国民の声についていくというやり方。やっぱり日本国民はこういうやり方について支持が高まるんでしょうね。

これは積極的な支持かどうかわからないですけども、大きく支持は下げない。だからこそ、僕は岸田さんにこれからの3年間、次の衆議院選挙までの間に、国民から反発されるような、本当に国のために必要な、何をされるんですかってことをお聞きしたいですね。
 

(「Live選挙サンデー」7月10日放送分より)

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