建国記念の日の2月11日、列島の広い範囲で待ちに待った恵みの雨となりました。
積雪が多かった地域では、落雪や雪崩への注意も呼びかけられています。
雨に打たれる、早咲きの桜として知られる「河津桜」。
静岡・河津町の桜まつりの会場です。
雨ならではのメリットがありました。
雨の影響で人出が少なかったため、訪れた人はゆっくりと花見ができると喜びの声が上がっていました。
鮮やかなピンク色の花に雨粒が落ちる様子など、雨模様の鮮やかな光景が広がっていました。
祝日の11日は、列島各地で様々なイベントや祭りがめじろ押しでした。
岩手・花巻市では巨大な氷柱が出現。
これは「たろし滝」と呼ばれるものですが、実は本当の滝ではありません。
上から流れてくる湧き水が凍ったつららなのです。
11日は毎年恒例のたろし滝の測定会。
太さで、その年の農作物の出来栄えを占っていて、円周6メートルを超えたら豊作になるとの言い伝えがあり、過去最高の8メートルを記録した年は大豊作となりました。
気になる2026年の太さは5.2メートル。
豊作といわれる6メートルには届きませんでしたが、実りの秋に期待です。
たろし滝測定保存会・熊谷幸夫会長:
たろしの結果がみなさんの良い結果につながればいい。みんなで喜び合える秋を迎えたい。
一関市の商店街に現れたのは、上半身裸の男性たちです。
沿道の人たちが裸の男性に水をかけます。
大願成就や厄落としなどを願い、清み水を浴びながら500メートルを全力疾走する水かけ祭。
祭りが行われた午後3時の気温は7度。
冷たい北風が吹くなか行われ、容赦なく冷水がかけられることから“天下の奇祭”とも呼ばれています。
高知・仁淀川町では、土佐三大祭りの1つ「秋葉まつり」が行われました。
200人を超える行列が山里を練り歩きます。
クライマックスは長さ7メートル、重さ8kgにもなる鳥毛を、10メートル近く離れた2人が投げ合う鳥毛ひねり。
その華麗さと勇壮さは圧巻そのものです。
富山市内にある公園で行われていたのが、冬の野鳥を観測する会です。
この時期は多くの渡り鳥が飛来していて、公園内にある野鳥観察者などで参加者は双眼鏡をのぞき込みながら、水辺で野鳥がゆっくりと泳ぐ様子や餌をとる様子を観察しました。
富山県の自然保護協会によりますと、近年は地球温暖化や鳥の餌となる水草が少なくなっていることから観察できる野鳥の数も減っているということで、今後も観察を続けて見守りたいとしています。
兵庫・上郡町では、3月3日の桃の節句に向けて小さなひな人形づくりが急ピッチで行われています。
色鮮やかな友禅和紙をまとう小さな夫婦びな。
「かぐやびな」と名付けられたこのひな人形は約30年前、「竹取物語」のかぐや姫を参考に作られました。
人形作りは今がピーク。
桃の節句に向けて、作業場にたくさんのひな人形が並びます。
まつい工芸社・松井宏司さん:
厳しい寒さが続く今日ですけど、春を誘うかわいい笑顔の「かぐやびな」をお届けできることに喜びを感じて作らせていただいています。
このひな人形作りは、3月まで続けられます。
長野・松本市で撮影された映像には、長いホースから氷の塊がムニュムニュと押し出され、氷の柱が次々と出て来る様子が映っています。
撮影された3日前には、一日を通して氷点下の冷え込みでした。
東京都心は、13日(金)から最高気温が急上昇。
週末の14日(土)は3月下旬並みの15度予想。
さらに15日(日)は、4月上旬並みとなる17度の予想です。
急激な気温差による体調の管理に注意が必要です。